保育園看護師は看護師としての側面だけでなく保育士としての活躍も求められます。
そのため、子どもの健康や衛生面だけでなく保育のスキルにも長けている必要がありますが、そういった場合に役立つのが小児科での勤務経験です。
小児医療においては、子どもの世話やコミュニケーション力も求められることから、経験がそのまま保育に役立ちます。
特に体調が変化しやすい0~1歳児の保育においては早めに異変に気付き対処できるといったメリットも生まれてきます。
また、ピアノなどの楽器演奏、絵本の読み聞かせ、工作や絵、子育て経験といったスキルも役立ちます。
趣味レベルであっても保育園看護師としては充分活きてくるでしょう。
保育園看護師の保育の仕事はあくまでも補助なので、本格的なスキルを求める必要はありません。
保育園看護師として持っていると役立つ知識としては、まず小児医療の知識が挙げられます。
また、感染症やアレルギーの知識についても同様です。
保育園という集団生活の場においては、感染症は爆発的に拡大する恐れがあることから、予防には細心の注意が必要となります。
感染経路、衛生管理、消毒の方法などきちんと理解しておくことで感染を可能な限り防いでいけます。
さらに、子どもは食物アレルギーに対しても自分で予防ができないため、食事やアレルギーの知識をきちんと有していることで保育の場では重宝します。
万が一アレルギーを起こしてしまった場合の対処法などを保育士に指導するのも看護師の大切な仕事です。